甘酒の作り方、炊飯器で簡単に出来ちゃいます。
『用意するもの』
・米 1合
・米麹(乾燥タイプ) 200g
・水 540ml
・炊けた米を冷ます水 180ml
・温度計(100均で購入できます)
・必要であれば布巾
・炊飯器に米と180mlの水を入れます。
・炊飯器でお米を炊きます。おかゆモードがあればそれで炊きます。
・米麹をほぐしておきます。袋のままほぐすとほぐしやすいです。最初からバラバラに なっているものはほぐす必要はありません。
・ご飯が炊けたら保温を消して180mlの水を投入して60℃になるまで冷まします。
・炊飯器に米麹を入れてよく混ぜます。
・炊飯器を保温にして55℃~60℃を保ちながら発酵させます(60℃以上だと麹の糖化する酵素が分解されて甘くならないため、温度計で注意しながら測ります)。
・温度が60℃以上になるようであれば炊飯器のふたを開けた状態で濡れた布巾を掛けて温度調整をします(途中で布巾を濡らして絞ってかけ直すことで乾燥を防ぎます)。
・8時間から10時間発酵させて出来上がりです。
・完成した甘酒が濃いと思ったら水で薄めます。
※最初は1時間に1回くらい温度計で温度を測って55℃~60℃を保つようにします。炊飯器の特性がつかめれば、ほったらかしで出来るようになります。
※冷蔵庫で1週間程度、冷凍庫で1か月程度保存が出来ます。
甘酒を美味しく作るための秘訣
甘酒を作るときにお水の量が多いと酵素が不十分で発酵が上手くいかず糖度の上りが悪くなってしまいます。ストレートで飲んでちょうどよい水の量で作るより、少し濃いめに作って完成した後に水を足すか、飲むときに水で割る方が、糖度を高く保てます。
私も最初はストレートで飲んでちょうどよい水の量で甘酒を作っていましたが、これを知ってから甘酒を作るときの水の量を減らして、完成してから水を足すようにしました。
甘酒をアレンジして色々楽しめる。
甘酒を簡単に美味しく摂れるアレンジを紹介します。
・ヨーグルトと混ぜる
無糖のヨーグルトと混ぜて食べると美味しいですよ。そこに小さくカットしたバナナなどフルーツを加えるのと、ちょっとしたデザートになります。個人的には甘酒とヨーグルト5:5の割合が一番美味しいです。
・豆乳と割って飲む
甘酒と豆乳と割って飲んでも美味しいです。豆乳にはイソフラボンが入っているので更年期の女性に良いと言われていますね。甘酒:豆乳はお好きな割合で!
・凍らせて食べる
甘酒を凍らせて食べるのも夏にはおすすめです。シャーベットみたいで美味しいですよ。アイスクリームよりカロリーも控えめでダイエット中の方も罪悪感なく食べれますね。
・料理やお菓子作りなどにも使えるので自分なりに色々アレンジしてみてくださいね!
甘酒には栄養がたくさん!効能は?
甘酒は『飲む点滴』と言われているほど体い良い成分がたくさん含まれています。甘酒の成分と点滴の成分が似ているから、なんて言われています。
甘酒の栄養成分を表示すると
・ブドウ糖
・アミノ酸
・ビタミンB群(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ナイアシン、葉酸)
・食物繊維
・オリゴ糖
・コウジ酸
などが含まれています。
通常の点滴にブドウ糖が含まれているのと、ビタミン点滴にはビタミン1、ビタミン2、ビタミンB6、葉酸なども含まれていることから、成分が似ていると言われているのかもしれませんね。
・集中力アップ・・・・・ブドウ糖は脳のエネルギー源と言われています。
・便秘の予防、改善・・・食物繊維は腸の働きを活発にするはたらきがあります。オリ ゴ糖は善玉菌のエサとなり善玉菌を増やして腸内環境を整えてくれます。
・美容効果・・・・・・・ビタミンB群、コウジ酸が含まれているためお肌を健康に保つ効果が期待されます。
・疲労回復・・・・・・・ビタミンB群は疲れの元となる『乳酸』を分解してくれ労回復の効果が期待されます。甘酒には必須アミノ酸(体内で生成されないため食べ物から 摂取する必要がある)が含まれている。アミノ酸が不足すると、疲れやすくなったり、肌トラブルに見舞われたりすることもあります。
ダイエット・・・・・・・ブドウ糖は消化を助け血糖値を上げる働きをします。満腹中枢が刺激されて、満腹感を感じやすくなります。小腹が空いた時に、おやつ代わりに摂ると良いですね。
甘酒いつ飲むのが効果的?
私は甘酒を朝に飲んでいます。理由は集中力アップや朝の目覚めに期待しているから。先にも書いたように甘酒に含まれているブドウ糖は脳のエネルギー源と言われています。あと朝の忙しい時間にもいろんな効果が期待される栄養素を簡単に摂取できることも朝に飲む理由の一つです。
個人的にはいつ飲んでも良いと思います。ただ糖質なので飲み過ぎは厳禁。1日2回まで飲むのが良いと言われています。甘酒の1日の適量は150ml~200ml程度です。
甘酒の作り方・アレンジ・栄養・飲むタイミングについて書きました。長くなりましたが最後まで読んでいただき、ありがとうございました(*^^*)